ポーセラーツ窯の値段・電気炉の種類・販売先・置き場所・自宅におすすめは?人気は?

この記事は自宅でポーセラーツやポーセリンアートを楽しみたい方がどの電気炉を購入したらいいのか迷っている場合に読んでいただきたい内容の記事です。
どのタイプの電気炉を購入しようか・どこで買おうか・中古品にしようかと悩んでいる場合はどうぞこの記事を読み進めていってください。
日本キルンアート協会取り扱い電気炉の種類・値段・選び方について
電気炉の値段・ペインターズキルン・彩火など電気炉の種類をまとめました
日本ヴォーグ社・日本キルンアート協会ではポーセラーツ資格の発行と電気炉の販売もしていますが購入方法はポーセラーツインストラクターを介した方法での販売です。
なので、どのお教室に通っているかの違いにもよりますが資格取得後もしくは最中に電気炉をそのお教室を介して購入することができます。
そして取り扱いのある電気炉については以下の通りです。
商品名・価格・大きさ・重さ・焼成にかかる電気量など電気炉を購入する前に気になる点を以下の表でまとめて比較していますのでご覧ください。
商品名 | 値段 | サイズ | 重さ | 電気料金 |
ペインターズキルンmini | ¥120,000+税 | 外サイズ43×43 ×T48cm
内サイズ6L程度 |
23.5kg | 約40円 |
ペインターズキルンsv | ¥270,000+税 | 外サイズ53×52 ×T56cm
内サイズ19.5L程度 |
33.5kg | 約65円 |
彩火 | ¥350,000+税 | 外サイズ65×56 ×T54cm
内サイズ30.7L程度 |
51kg | 約116円 |
アートキルンホワイトsv1ホワイト | ¥348,000+税 | 外サイズ66.5×465×T60cm
内サイズ36L程度 |
63kg | 約122円 |
マイティキルン | ¥370,000+税 | 外サイズ53×67 ×T67cm
内サイズ21L程度 |
58kg | 約120円 |
アートキルンsv2 | ¥420,000+税 | 外サイズ70×70 ×T75cm
内サイズ51L程度 |
85kg | 約302円 |
(電気料は800度の焼成で作品が取り出せるまでの焼成時間での料金比較ですがかかる時間は電気炉の種類により異なりますのでより詳しい情報はお教室でカタログをご購入ください)
電気炉のサイズが大きいと一度に多くの作品焼成が可能ですが電気料は高くなります
表を見てわかるように電気炉のサイズ容量が大きければたくさんの作品を一度に焼成することは可能ですが電気代は高くなることがわかります。
なのでセットものを作る機会が多い方や今後お教室を開講していきたい場合は容量の大きな電気炉を購入するといいでしょう。
電気炉には前扉タイプ上扉タイプの2タイプがあります
焼成後の作品を窯から出す際にどちらのタイプの電気炉が取り出しやすいかを考え購入しましょう。
また、自宅に電気炉を置く場合置き場所などで前扉・上扉のどのタイプがいいかを判断しましょう。
以下の3種類の電気炉は前扉です。
- ペインターズキルンmini
- ペインターズキルンsv
- 彩火
その他3種類は上扉になります。
窯には電気工事が必要な電気炉・家庭用コンセントで使用できる電気炉の2種類あります
この表の中でアートキルンsv2のみ電気工事が必要な電気炉ですが、その他5点に関しては家庭用コンセントで使用できるタイプの電気炉です。
今後どのようなクラフトを楽しんでいきたいかで選択する電気炉は異なります
また、どのような内容のクラフトを今後楽しみたいかの違いで選ぶ電気炉も異なりますので、もし上絵付け以外にも興味のあるクラフトがあるなら高温焼成用電気炉(マイティキルン・アートキルンsv2)を選択しましょう。
上絵付けとは以下の内容のクラフトを指します。
- 上絵付け(ポーセラーツ・ポーセリンアート・ガラスフュージング・シルバークレイ)
高温焼成電気炉は1200度近くの高温まで温度を上げ焼成することができますが上絵付け用電気炉の最高温度は900度なのでレースドールやイングレース焼成は行えません。
なので上絵付けに加え以下の内容のクラフトを今後楽しみたい場合は高温焼成電気炉を選択しましょう。
- レースドール・ビスクドール・陶芸・イングレース
自宅におすすめの電気炉・置き場所は?使用時の注意点について
電気炉は大きく分けると2種類に分類することができます
電気炉は主に家庭用コンセントに挿すだけで使用できるタイプと電気工事をし使用するタイプの2種類の電気炉がありますがおすすめは家庭用コンセントで使用できるタイプの電気炉の購入です。
なぜなら、電気工事不要で気軽に電気炉を使い始めることができるからです。
電気工事が不要タイプの窯は家庭用コンセントに漏電防止のアース線と電気炉のコンセントをつなぐだけで使用できますので自宅で気軽にポーセラーツの焼成が行えます。
先生が電気工事必要な電気炉私は家庭用コンセントの窯が欲しいけど・・・
初めての電気炉を購入する際は使う前や使用時の操作方法がわからなかった場合気軽に質問できるよう同じ電気炉を選択する場合が多いですが、電気工事必要の電気炉を先生が所持していた場合どの窯を購入したらよいか悩むものです。
ですが心配しなくても大丈夫なんです。
実はボタン一つで操作でき焼成開始が簡単なので付属の説明書があればどなたでも電気炉を使用できます。
家庭用コンセントで使用できる電気炉を扱う際の注意点は?
家庭用コンセントで使用できる窯で焼成を行う場合は以下の3点に注意が必要です。
- アンペア15A以上のコンセントの単独使用
- 延長コード使用不可
- 他の家電製品との併用不可
これら3点に注意して電気炉を使用しましょう。
電気炉を使用する場合コンセントに2つの穴があったとしても電気炉のみを挿し使用しましょう。
電気炉は屋外のベランダや自宅なら畳やカーテンを避けた場所に置きましょう
電気炉は屋外のベランダ(屋根の合う場所)に設置をしても使用しない間ビニールシートをかぶせておけば問題ありません。
また、室内で使用しても火事になる心配もありません。
窯の中は焼成温度800度まで上がりますが電気炉の周りはほんのり生暖かい空気になるだけです。
ですが個人的感想になりますが窯は作品焼成に1日の時間がかかりますので稼働している間ずっと音がうるさいです。
タイマーボタンを押しても音がうるさいので納屋や車庫のある方は室内よりそちらに窯を置くことをおすすめします。
窯の販売先・おすすめはネット通販?中古?レンタル?アウトレット?
窯のレンタルではなく焼成のみをお教室やサロンに依頼することもできます
日本各地電気炉を持ったお教室で焼成の依頼をすることができます。
ですがその場合焼成代に数千円ほどかかります。(作品の数大きさで価格が変わります)
もし、電気炉を購入したら窯の大きさにも異なりますが電気代は大体¥40〜¥300ほどです。
なので自宅でポーセラーツやポーセリンアート時間を過ごしたいなら1つ窯を購入する方がお得です。
電気炉はAmazonや楽天などのネット通販で購入することもできます
ポーセラーツ資格のない方でも窯を購入することはできますし、資格を持っているからといって必ず協会で窯を購入しなければならない決まりはありません。
自分にとって買いやすい利用しやすい買い方を選択しましょう。
楽天やアマゾンなどのネット通販を利用するならポイントサイト経由がおすすです
もし、電気炉の購入をするならアマゾンや楽天などのネット通販の利用をおすすめします。
なぜなら、楽天やAmazonなどのネット通販を利用すると通販サイトのポイントが貯まるからです。
しかも通販サイトを利用する前にポイントサイトを経由するだけでお金として使えるポイントサイトのポイントと通販サイトのポイントのどちらも貯めることができます。
電気炉は窯に種類によって価格は前後しますが、安い買い物ではないので大体¥100,000〜¥300,000ほどのお買い物になります。
なのでポイントサイトを経由しない手はありません。
ポイントサイトについて登録方法やポイントの貯め方について詳しい内容はこちらのブログをご覧ください。
中古の電気炉を買を買うならヤフオクより通販サイトで買いましょう
大きなお買い物なので新品ではなく中古品で購入するのもいいでしょう。
もし、中古の電気炉を購入するならオークションに出品している品物より通販サイトを介したものの購入をおすすめします。
繊細な機械なので運搬の際に温度センサーが故障するなどのトラブルがあった場合返品もできませんし使えない品物を購入するのももったいないです。
なので窯や電気炉の中古品をお探しなら通販サイトを利用しましょう。
【中古】上絵用電気炉 日本ヴォーグ社 アートキルンSV1 2014年製 美品<商談中>
【新古】上絵用電気炉『彩火』 KCG-31型 2017年製 特別価格 現品限り<入荷>
小型タイプならリーズナブルな窯もあります
小さなアクセサリーや小物を作るなら大きな窯ではなく小さなタイプを購入するのもいいでしょう。
また、1つだけの作品焼成のために大きな電気炉を稼働させるのも時間と電気代がかかります。
なので2つ目の窯として小型の電気炉を購入するのも効率的です。
まとめ
この記事で書いてきたようにポーセリンアートやポーセラーツで作った作品を焼成するためには電気炉が必要です。
しかし電気炉は簡単に設置することができ操作方法もボタン操作が多いので女性でも取扱説明書を読めば簡単に利用することができるでしょう。
資格のあるなしに関わらず電気炉と転写紙・転写紙の貼り方がわかれば自宅で気軽に食器作りが楽しめます。
なので転写紙の貼り方や必要な道具が知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
またポーセラーツ以外に楽しめる絵付け方法は多くあります。
もし、ポーセラーツに加え他の絵付けも学びたい気持ちがあるならこちらのイベント一覧ページを合わせてご覧ください。